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【8社比較表】うつ病・適応障害の人におすすめの就労移行支援|失敗しない選び方と復職・再就職へ

8社比較表_うつ病・適応障害の人におすすめの就労移行支援|失敗しない選び方と復職・再就職へ

「適応障害やうつ病で仕事を離れたけれど、もう一度働きたい」
「おすすめの就労移行支援事業所は?」

就労移行支援事業所の数はとても多く、それぞれ得意としている障害や就職先が異なります。

この記事では、適応障害・うつ病といったメンタル不調からの復帰を考える方に向けて、おすすめの就労移行支援事業所を紹介します。

記事の結論:おすすめはリタリコワークス!
リタリコワークスはおすすめ
  • 170以上の事業所がある業界最大手!
  • 約7割の人が自己負担ゼロで利用!
  • 良い口コミが多い!
  • ほぼすべての障害に対応!

\ 事業所の場所をチェック! /

目次

【8社比較一覧表】適応障害・うつ病の人におすすめの就労移行支援サービス

うつ病・適応障害など精神面に不安の人への支援実績がある8社を一覧にまとめました。

気になるところを2〜3か所ピックアップし、実際に見学・体験してみるところから始めましょう。

サービス名に公式サイトへのリンクを貼っています。

就労移行支援会社職場定着率*特徴
おすすめ4社の就労移行支援事業所
LITALICOワークス88%業界最大手
ミラトレ96%コミュニケーション訓練が充実
マナビー86%精神障害の方が多い
キズキビジネスカレッジ93%一般雇用の割合が高い
その他の就労移行支援
atGPジョブトレ93%事務職に強み
ウェルビー92%資格取得サポート
ココルポート90%働く楽しさ
就労移行ITスクール96%ITスキル特化
就労移行支援おすすめの比較表

*職場定着率:就職から6か月後も働き続けている割合

表の上から順番に就労移行支援サービスを紹介していきます!


おすすめ4社の就労移行支援サービスの詳細

LITALICOワークス(リタリコワークス)

LITALICOワークス

2008年から就労移行支援を提供する実績ある大手、幅広い対象障害への対応力が強み

LITALICO(リタリコ)ワークスは、全国に170か所以上の事業所を展開する業界最大手の就労移行支援事業所です。

精神・発達・身体・知的・難病など、ほぼすべての障害に対応しており、就労移行支援の利用を考えているならまずはLITALICOワークスです。

おすすめする理由

  • 就職した人の67%はうつ病など精神障害の人
  • 累計就職者数1.7万人以上の大手
  • 全国170か所以上に事業所
  • 事務職や作業員など多数の職種に対応
  • 就職後も3年半の定着支援
2025年の就労者の障害別割合
2025年の就労者の障害別割合

リタリコワークスを利用して就職した人の障害別割合は、67%が精神障害、22%が発達障害でした(2025年)。

こんな人におすすめ

  • 精神的な疾患や不調がある
  • 自宅からなるべく近い事業所を探している方
  • 大手の実績・安心感を重視する方
  • 事務職・ITサポート職を目指している方

就職先例

LITALICOワークスの就職先例

エイチ・アイ・エス, かんぽ生命保険, トヨタエンタプライズ, パーソルダイバース, 旭化成アビリティ, 三越伊勢丹, JALカーゴサービス, GMOインターネット, JR東日本総合サービス, 順天堂大学, 住友林業アーキテクノ, ソニー生命保険, 大東建託, 多摩美術大学, 千葉市中央図書館, 東急ファシリティ, 東北管区警察局, 日本車輛製造, NTTクラルティ, 財務省, 学校法人青山学院, 森永製菓, 横浜旭中央総合病院, 横浜税関, イオン琉球など

口コミ・評判

1年間お世話になりました。

今まで向き合ってこなかった自分自身のことや障害のことなどを考えて過ごして1年前の自分より今の自分が好きになりました!

就活面でも大変お世話になりました☺️
また定着支援等でお世話になります!!

引用:太田萌乃様, Googleレビュー

スタッフの方がとても親しみやすく話しかけやすい雰囲気で、人と話すのが苦手な私でも次第に自分から相談できるようになりました。

履歴書・職務経歴書の作成や模擬面接では特にお世話になりました。

相性もあると思うので、先ずは見学をされると良いと思います。

引用:shachi9様, Googleレビュー

事業所がある都道府県(全国170か所以上)

北海道・東北:北海道、宮城
関東:東京、神奈川、埼玉、千葉、群馬、栃木
東海:愛知、静岡、岐阜、三重
近畿:大阪、兵庫、奈良、京都、滋賀、岡山
中国・四国:広島、香川
九州・沖縄:福岡、宮崎、熊本、沖縄

事業所が家から近いと安心ね。

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\ まずは気軽に見学しよう! /

関連記事
【口コミ19件からわかった評判】LITALICOワークスの就労移行支援事業所
なぜ?リタリコワークスの就労移行支援がひどい・やばいと言われる理由


キズキビジネスカレッジ

キズキビジネスカレッジ

「何度でもやり直せる」を理念に、適職探しと高度なビジネススキルを両立する事業所

キズキビジネスカレッジ(KBC)は、「何度でもやり直せる社会をつくる」というビジョンのもと、株式会社キズキが運営する就労移行支援サービスです。

うつ・発達障害のある方を主な対象とし、全国平均52%を大きく上回る就職率83%という高い実績を誇ります。

おすすめする理由

うつ病などに特化
  • 性格や特性・価値観まで含めた多角的な視点から職種や働き方を見つけるための独自の仕組みを開発
  • 会計・英語・Webマーケティング・Webライティングなど、ワンランク上の専門スキルを習得できる
  • 実際のライティング業務を受託し工賃を得られる「キズキBPO」プログラムにより、実務経験を積みながら収入も得られる
  • 通所開始から平均約4ヶ月での就職実績あり

こんな人におすすめ

  • うつなど精神的な障害があり、障害者雇用枠だけでなくクローズ就労(一般雇用)も視野に入れて就職を考えている方
  • プログラミング・会計・マーケティングなどのビジネススキルを身につけ、キャリアアップを目指したい方
  • 離職・休職後にできるだけ早く、自分に合った職場への再就職を目指したい方

口コミ・評判

5ヶ月間お世話になりました。

入所した時から退所まで、どの先生方もとても優しく、生徒一人一人に合わせた対応をされているように感じました。

オープンな雰囲気で優しい先生方が多かったので、自分らしさを取り戻せたように感じています。
短い期間ではありましたが、本当に感謝の連続でした。

引用:TA Nicさん、Googleレビュー

今年の2月頃からオンラインで通っています。

カリキュラムもとても分かりやすいですし、心身不調で出席できなくても、毎日の心身の状態を記入するセルフケアノートというものの記入を行い、状態に合わせたサポートをして下さっています。

自己理解面談では幼少期からのことを振り返り、どんなお仕事が合うのかなどの分析を一緒に行ってくださいます。

一人ひとりへの寄り添い方がとても優しく親身で、辛い気持ちも自然と話せる空気感で接してくださいます。

引用:セリカさん、Googleレビュー

キズキビジネスカレッジの事業所がある都道府県

関東:埼玉、千葉、東京、神奈川
近畿:
大阪、兵庫

\ 在宅ワークも目指せる! /

参考記事:キズキビジネスカレッジの評判!口コミでわかったメリット・デメリット


ミラトレ

ミラトレ

コミュニケーション力と社会スキルを徹底的に磨く、実践型支援

ミラトレは、精神障害・発達障害を持つ方を対象に、特にコミュニケーション力と「職場での振る舞い」を鍛える実践的プログラムで知られています。

おすすめする理由

  • 復職支援(リワーク)プログラムがある
  • 就職率94%
  • 模擬業務・グループワークによる実践的なビジネストレーニング
  • コミュニケーションスキルの段階的な向上プログラム
  • 全国主要都市に展開し、アクセス良好
ミラトレ利用者の障害別割合
利用者の障害別割合

ミラトレ利用者の65%が精神疾患で、双極性障害、パニック障害、統合失調症の方もいらっしゃいます。

こんな人におすすめ

  • 対人関係・コミュニケーションに課題を感じている方
  • 実践的なトレーニングを通じて自信をつけたい方

口コミ・評判

復職支援のリワーク利用で通所させていただきました。

メンタルケア講座やPC講座が充実しており、座学で学んだことを擬似就労で実践練習できたと思います。

支援員さんも寄り添いながら復職に向けサポートしてくれました。

引用:Googleレビュー

大学を卒業してから数年のブランクがあり、かつ就業経験もありませんでしたが、2社から内定をいただいて無事に就職することができました。

職場見学や職場実習などの機会を設けてくれるので、不安の強い私でも経験を積んで自信を付けることができました。

また、擬似就労や電話応対訓練などの実践的な訓練が用意されているので、就業経験の無い私でもビジネススキルを習得することができました。

ミラトレさいたまの支援員さんは優しい方ばかりなので、安心して就職活動に臨むことができます。

引用:ヤスさん, Googleレビュー

ミラトレの事業所がある都道府県

関東:東京、神奈川、千葉、埼玉
東海:
愛知
近畿:
大阪、兵庫

\ 働く基礎力を身に付ける! /

関連記事:ミラトレの評判まとめ!利用者の口コミから分かったメリット・デメリット


マナビー(manaby)

マナビー(manaby)

在宅訓練にも対応したeラーニングで「自分らしい働き方」を見つける事業所

manaby(マナビー)は、「一人ひとりが自分らしく働ける社会をつくる」を理念に掲げ、IT・Webスキルの習得と在宅訓練に特化した就労移行支援サービスです。

これまでに3,000名以上をサポートし、毎年100名以上が就職を果たしてきた実績があります。

おすすめする理由

  • 独自開発の1,500本以上の動画eラーニングで、事務・デザイン・プログラミングなど自分のペースでスキルアップできる
  • 体調や特性に合わせて在宅と通所を使い分けられる柔軟な訓練スタイル
  • 支援員が講師ではなく学習の伴走者(ファシリテーター)として、対話を通じた個別サポートを提供
  • 履歴書添削・模擬面接など就職活動支援から、就職後の定着まで一貫したフォロー

こんな人におすすめ

  • 事務・Webデザイン・プログラミングなど、PCを使う仕事に就きたい明確な目標がある方
  • 外出が困難・人混みが苦手・体調に波がある方など、在宅での訓練や就労を希望する方
  • 誰かに管理されるより、自分のペースで黙々と学習を進めるのが好きな方

口コミ・評判

最初のうちは少ない日数からはじめるなどマイペースに物事を進められたのもあり、私には合っていたのかなと思います。

スタッフも穏やかで優しい印象なので困ったときなども相談に乗ってもらいやすいです。

卒業してからもわりとフランクに遊びに行けたり相談に乗ってもらえたりするので、私はここ選んで良かったです。

引用:Tomoka Isowaさん、Googleレビュー

卒業予定の利用者です。

いつも真摯対応していただき、感謝しています。
スタッフと利用者の視線は同じで同じ症状の悩みも共有できと思います。
スタッフも色々症状を持ちながら全力向き合ってる人がいます。
他のところにはない魅力です。

引用:高畠裕貴さん、Googleレビュー

マナビーの事業所がある都道府県

東北:宮城、山形、福島
関東:
茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川
近畿:
大阪、兵庫
九州:
鹿児島

\ 在宅ワークも目指せる! /

関連記事:マナビー(manaby)の口コミ・評判!就労移行支援事業所の利用者の声


その他の就労移行支援サービスの詳細

atGP(アットジーピー)ジョブトレ

atGP(アットジーピー)

障害者専門の転職サービスと一体化した、就職実績の高い事業所

atGPは、障害者専門の転職エージェント「atGP」と連携した就労移行支援サービスです。

就職活動のサポートが特に充実しており、就職後の定着実績も高い水準を誇ります。

事務職への就職率が非常に高いです。

おすすめする理由

  • 5つの障害別コース「うつ症状、統合失調症、発達障害、聴覚障害、難病」がある
  • 就職率97%
  • 転職エージェントと連携した豊富な求人情報

こんな人におすすめ

  • 事務職で就職したい方
  • 障害別コースを希望する方

事業所がある都道府県

関東:東京、神奈川
東海:
愛知
近畿:大阪

\ 気軽に無料相談! /

関連記事:atGPジョブトレの口コミ・評判 -魅力と注意点- | 就労移行支援事業所を選ぶなら


ウェルビー

ウェルビー

資格取得サポートが充実した、スキルアップ重視の就労移行支援

ウェルビーは全国に130か所に展開する大手事業所で、IT系資格(MOS・ITパスポート等)の取得支援に強みがあります。

ITスキルを身に付けたい人におすすめです。

主な特徴

  • 就職定着率91.5%
  • Microsoft Office資格(MOS)などのIT系資格取得を支援
  • 幅広い障害種別(精神・発達・身体・難病)に対応

こんな人におすすめ

  • PC・ITスキルを資格として証明したい方
  • 事務職・テレワーク系の仕事を目指している方

事業所がある都道府県

北海道・東北:北海道、宮城、福島
関東:
東京、神奈川、埼玉、栃木、群馬、千葉
中部:
新潟、富山、石川、長野、岐阜、静岡、愛知
近畿:
三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国:
岡山、広島、山口、香川、愛媛
九州・沖縄:
福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島

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ココルポート(Cocorport)

ココルポート(Cocorport)

「働く楽しさ」を。精神障害に強い事業所

ココルポートは、うつ病・適応障害・統合失調症などの精神障害を持つ方を中心に支援しており、「楽しく、自分らしく働く」をテーマにしたプログラムが特徴です。

おすすめする理由

  • 調理・アート・PC・運動など多彩なプログラムで無理なく通所できる
  • 少人数制のグループワーク中心で、コミュニケーション力を自然に養える
  • 関東・東海・関西を中心に展開

こんな人におすすめ

  • うつ・適応障害から回復中で、ゆっくりペースで訓練したい方
  • 楽しみながら社会との関わりを取り戻したい方
  • 焦りを感じずに自分のペースで通いたい方

事業所がある都道府県

神奈川、千葉、東京、埼玉、群馬、栃木、京都、大阪、兵庫、愛知、福岡

\ 見学大歓迎! /


就労移行ITスクール

就労移行ITスクール

IT業界への就職に強い事業所

就労移行ITスクールは、うつ病や発達障害の人を対象としたITスキルの習得に特化した就労移行支援サービスです。

プログラミングやWebデザイン、動画編集など、実践的なITスキルを身につけながら、IT業界への就職を目指せる支援体制が整っています。

おすすめする理由

  • IT企業・Web系企業への豊富な就職実績
  • プログラミング・Webデザイン・ITサポートなど実践的なカリキュラム
  • 個人のペースに合わせた丁寧な学習サポート
  • 就職後の職場定着まで一貫した伴走型支援

こんな人におすすめ

  • ITスキルを身につけてIT業界で働きたい方
  • パソコン作業・在宅ワークを希望している方
  • 自分のペースでスキルアップしながら就職を目指したい発達障害・精神障害の方

事業所がある都道府県

北海道・東北:北海道、宮城
関東:
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城
中部:
新潟、長野、愛知
近畿:
大阪、兵庫
中国・四国:
広島
九州・沖縄:
福岡、宮崎、熊本、沖縄

\ 気軽に無料相談しよう! /


就労移行支援とは?適応障害・うつ病の方へ

就労移行支援とは?適応障害・うつ病の方へ

就労移行支援とは、障害や病気のある方が一般企業への就職を目指すための、国の福祉サービスです。

適応障害やうつ病の方も、条件を満たせば利用できます。

これは「障害者総合支援法」にもとづいて運営されている公的な制度で、全国に数多くの事業所があります。

単なる職業紹介ではなく、働くための準備(生活リズムづくり・体調管理・ビジネススキル・コミュニケーション)から、就職活動、就職後の定着サポートまでを一貫して支援してくれるのが大きな特徴です。

適応障害・うつ病は、まじめで責任感が強い人ほど抱えやすいと言われます。

だからこそ、いきなり再就職に飛び込むのではなく、「働ける状態を整えてから就職する」という段階を踏める就労移行支援は、再発を防ぎたい方にとって非常に心強い選択肢になります。

利用できる人の条件(対象者)

就労移行支援を利用できるのは、原則として次のような方です。

「障害者手帳がないと使えない」と思われがちですが、必ずしも障碍者手帳は必須ではありません。

  • 原則18歳以上65歳未満で、一般企業への就職を希望している方
  • 障害者手帳を持っている方
  • 手帳がなくても、医師の診断書や定期的な通院などで「障害福祉サービスの必要性」が認められる方(自治体の判断によります)

適応障害やうつ病で通院している方は、手帳がなくても利用できるケースが少なくありません。

「自分は対象になるの?」と迷ったら、まずは事業所やお住まいの自治体の窓口に相談してみましょう。

気になる利用料金の仕組み

就労移行支援の利用料は、障害福祉サービスの「応能負担」制度に基づき、世帯収入に応じて決まります。

世帯の収入状況月額上限負担額
生活保護受給世帯0円
市町村民税非課税世帯(本人・配偶者の収入が概ね300万円以下)0円
市町村民税課税世帯(概ね300万〜600万円以下)9,300円
上記以外37,200円

厚生労働省の調査によると、就労移行支援利用者のほとんどが自己負担0円(無料)で利用しています。
多くの方にとって費用の心配は不要です。

利用料には所得に応じた負担上限が設けられており、住民税が非課税の世帯などは自己負担が発生しない仕組みになっています。

「世帯」の範囲ってどこまで?
障害福祉サービスの利用料における「世帯」は、本人と配偶者を指すのが原則です。
つまり、親と同居していても、本人に配偶者がいなければ本人の所得で判定されるのが一般的です。
離職中で収入がない方は、自己負担なしで利用できる可能性が高いといえます。

就労移行支援を利用するベストなタイミングは?

就労移行支援を利用するベストなタイミングは?

いつ就労移行支援事業を利用し始めるのが良いか」も悩む人が多いです。

これは、つらい急性期を越え、主治医から『少しずつ活動を増やしてよい』と言われたあたりが一つの目安になります。

適応障害・うつ病は、無理に早く動き出すと再び体調を崩してしまうことがあります。

逆に、回復してきたのに自宅で過ごす時間が長引くと、生活リズムの乱れや社会との距離感から、かえって不安が強まってしまうことも少なくありません。

だからこそ、「働けるかどうか」を一人で判断せず、主治医と相談しながら準備の場として就労移行支援を活用するのがおすすめです。

就労移行支援は、いきなり就職するわけではなく「準備のための場所」です。

そのため、「まだ就職に自信がない」段階こそ、利用を検討するのにちょうどよいタイミングとも言えます。

「見学や話を聞くだけならいけそうかも」と思ったらまずは説明会を聞くことから始めてみましょう。

「完全に元気になってから」と考えていると、なかなか動きだせないものね。
回復の途中でも、無理のない範囲で準備を始められるのが就労移行支援の良いところです。

適応障害・うつ病の方に就労移行支援がおすすめな3つの理由

適応障害・うつ病の方に就労移行支援がおすすめな3つの理由

適応障害・うつ病からの復帰に就労移行支援が向いているのは、「就職」ではなく「働き続けること」をゴールに据えているからです。

その理由を3つに分けて解説します。

理由1:生活リズムと体調を無理なく立て直せる

休職・離職が続くと、どうしても生活リズムは乱れがちです。

就労移行支援は決まった時間に通所することで、「朝起きて出かけて、活動する」という働く生活の土台を、いきなり週5フルタイムではなく、週3日~の短時間からなど段階的に取り戻せます。

体調の波があっても、スタッフと相談しながらペースを調整できるのが安心材料です。

「まず通うこと」自体が立派なトレーニングです。
最初から完璧を目指さず、行ける日を少しずつ増やしていく感覚で大丈夫です。

理由2:再発を防ぐ「セルフケア」と「自己理解」が身につく

適応障害・うつ病からの再就職で最も大切なのは、「なぜ体調を崩したのか」を振り返り、同じ状況を繰り返さない工夫を身につけることです。

多くの事業所では、ストレスへの対処法(ストレスコーピング)、自分の不調のサインに早めに気づく方法、苦手な状況との向き合い方などを学べるプログラムが用意されています。

自分の性格や考え方の傾向を理解します。

理由3:就職して終わりではない「定着支援」がある

就労移行支援の大きな価値は、就職後も一定期間、職場に定着できるようサポートしてくれる「定着支援にあります。

働き始めてからの悩みを相談できたり、必要に応じて職場との橋渡しをしてくれたりするため、「また一人で抱え込んで潰れてしまう」という最悪の展開を防ぎやすくなります。

再発が怖い方にとってこの定着サポートは心強いです。

就労移行支援と他の就職支援サービスの違い

就労移行支援と他の就職支援サービスの違い

「ハローワークや転職エージェントではダメなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

今すぐに就職したいならそれでももちろん問題ありません。

しかし、適応障害・うつ病からの復帰では、就労移行支援の『準備・訓練』が役に立ちます。

ハローワークや一般的な転職エージェントは、基本的に「すぐ働ける人」が求人を探す場所です。

一方、就労移行支援は「就労し、働き続きけられる」状態を目指します。

体調が安定しきっていない段階でも、生活リズムづくりやスキル習得を経て、自分のペースで就職へ近づけます。

それぞれの就労支援の特徴を整理すると次のとおりです。

サービス主な目的準備段階の支援就職後の定着支援
就労移行支援就労のための訓練あり(手厚い)あり
ハローワーク求人紹介・職業相談限定的限定的
転職エージェント求人紹介・転職支援ほぼなし原則なし
就労継続支援A・B型福祉的就労(働く場の提供)あり

なお、就労継続支援A型・B型は「今すぐ一般企業で働くのは難しいけれど、福祉的なサポートのもとで働きたい」方向けのサービスです。

「一般企業への就職を目指したい」なら就労移行支援、「まずは支援を受けながら働きたい」なら就労継続支援、と目的で使い分けるとよいでしょう。

どれが正解ということはなく、今の自分の状態に合うものを選ぶのが大切です。

失敗しない就労移行支援の選び方5つのポイント

失敗しない就労移行支援の選び方5つのポイント

事業所選びで後悔しないために、適応障害・うつ病の方は次の5つのポイントで事業所を比較するのがおすすめです。

「就職実績の数字」だけで選ぶと、入ってから「合わなかった」となりがちなので注意しましょう。

  1. 適応障害・うつ病の利用者は多いか
    適応障害・うつ病など精神的な不調からの復帰支援に慣れている事業所だと、特性を理解した配慮が受けられます。
  2. 通いやすいか(立地・通所の負担)
    通所は毎日のことです。自宅から無理なく通える距離か、通いやすい交通ルートがあるか。
  3. プログラム内容が自分に合うか
    体調管理・コミュニケーション中心か、PC・ITなどの専門スキル中心か。目指す働き方に合うかを見ましょう。
  4. 定着支援が手厚いか
    就職後のサポート期間や頻度を確認。「辞めない」を支える体制があるかは特に重要です。
  5. スタッフ(支援員)との相性
    安心して本音を話せる相手かどうか。見学・体験で必ず自分の目と感覚で確かめましょう。

この5つの中でも、適応障害・うつ病の方が特に重視したいのは①適応障害・うつ病の利用者は多いか⑤スタッフ(支援員)との相性です。

適応障害・うつ病の人への支援実績や利用者の割合は各事業所の公式サイトに公開されていることがあります。

しかし、スタッフ(支援員)は各事業所に行って見学・体験を通してしか判断できません。

「自分がここで2年近く通えるか」という視点で見学すると、相性の良し悪しが見えてきます。

気になることはその場で遠慮なく質問し、納得してから決めましょう。

プログラミングなどITスキルを伸ばしたい人は以下の記事を参考にしてください。

【10社比較表】IT・プログラミングを学べる就労移行支援事業所のおすすめ|診断チャート付きで紹介

適応障害・うつ病の方が知っておきたい働き方の選択肢

適応障害・うつ病の方が知っておきたい働き方の選択肢

就労移行支援を使ううえで、「どんな働き方を目指すか」を早めにイメージしておくと、事業所選びも就職活動もスムーズになります。

適応障害・うつ病の方が再就職を考えるとき、大きく分けて次の2つの軸があります。

「障害者雇用枠」と「一般雇用枠」

障害者雇用枠は、障害者手帳を持つ方を対象とした採用枠で、体調や特性への配慮を受けながら働けるのが特徴です。

通院への理解や勤務時間の相談などがしやすく、再発を防ぎたい方に向いています。

一方、一般雇用枠は配慮はありませんが、職種や収入の選択肢が広がります。

どちらが良い・悪いではなく、「無理なく続けられること」を基準に選ぶのがポイントです。

就労移行支援では、どちらの枠での就労も目指せます。

「オープン就労」と「クローズ就労」

病気や障害を職場に伝えて働くことを「オープン就労」、伝えずに働くことを「クローズ就労」と呼びます。

オープン就労は配慮を受けやすい反面、求人がやや限られます。自分の付きたい職種での就労は難しいかもしれません。

クローズ就労は通常の就職と変わらないので選択肢が広いですが、一方で職場へ病気や障害の理解(合理的配慮)を求めることができず、無理が積み重なって再発につながるリスクもあります。

「合理的配慮」とは?
合理的配慮とは、障害のある人が働きやすいように職場が行う調整のことです。
例えば「通院日の休暇取得への配慮」「残業を減らす」「静かな席にする」「指示を口頭だけでなく文書でもらう」などです。
何が必要かは人それぞれなので、就労移行支援で自分に必要な配慮を整理し、就職活動の面接で伝えられるよう準備しておくと安心です。

就労移行支援で就職の準備を進めながら、オープンとクローズ就労のどちらにするのか決めても問題ありません。

利用開始から就職までの流れ【5ステップ】

利用開始から就職までの流れ【5ステップ】

ここでは就労移行支援の利用開始から就職までの大きな流れを説明します。おおむね次の5ステップです。

「就労移行支援の申し込みって面倒そう」と感じるかもしれませんが、事業所のスタッフも手伝ってくれます。

STEP
相談・問い合わせ・見学

気になる事業所に連絡し、説明会・見学を予約します。

雰囲気やスタッフ、プログラムを実際に見て確かめましょう。複数か所を見学して決めると良いでしょう。

STEP
体験利用

多くの事業所で無料の体験ができます。実際のプログラムを受けて「ここなら通い続けられそう」かを判断しましょう。

STEP
申請・受給者証の取得

利用したい事業所が決まったら、お住まいの自治体に申請して「障害福祉サービス受給者証」を取得します。手続きは事業所がサポートしてくれます。

STEP
通所・トレーニング開始

個別の支援計画にそって通所スタート。体調管理やスキル習得、職場体験などを通して、働く準備を整えていきます。

STEP
就職活動・就職後の定着支援

準備が整ったら求人探しや面接対策へ。就職後も定着支援で職場での悩みを相談でき、長く働き続けられるよう伴走してもらえます。

就労移行支援の利用前に知っておきたい注意点

就労移行支援の利用前に知っておきたい注意点

就労移行支援は心強い制度ですが、知っておくべき注意点もあります。

あとで「思っていたのと違った」とならないようにしましょう。

注意点
  • 利用期間は原則2年
    標準利用期間が定められています。期間を意識して計画的に進めることが大切です。
  • 原則として在職中は利用できない
    就労移行支援は「これから就職を目指す人」が対象です。今の会社に在籍したまま使うことは、原則できません。アルバイトもできません。
  • 給料(工賃)は出ない
    就労継続支援(A型・B型)と違い、就労移行支援は訓練の場なので賃金は支払われません。生活費の計画は別途必要です。
  • 事業所による差が大きい
    プログラムや支援の質は事業所ごとにかなり違います。だからこそ、見学・体験での見極めが欠かせません。

これらは「事前に知っておけば困らない」ことばかりです。

なお、「給料が出ない」期間の生活については必ず考えておきましょう。

就労移行支援に通う間は工賃が支払われないため、貯蓄や家族の支え、傷病手当金や自立支援医療といった他の制度も視野に入れて、お金の不安を減らしておくと安心して訓練に集中できます。

本人を支える家族・周囲ができるサポート

本人を支える家族・周囲ができるサポート

この記事をご本人ではなくご家族として読んでいる方もいるかもしれません。

適応障害・うつ病からの社会復帰は、本人の力だけでなく、周囲の関わり方も就労に大きく左右します。

家族として何よりも大切なのは、「早く働いてほしい」という焦りを本人にぶつけないことです。

良かれと思った励ましが、かえってプレッシャーになることがあります。

回復には波があるものだと理解し、本人のペースを尊重する姿勢が、安心して一歩を踏み出す土台になります。

周りの人ができること
  • 就労移行支援という選択肢があることを、そっと情報として伝える(強制はしない)
  • 見学に一緒に付き添い、本人の不安を和らげる(希望された場合)
  • 「働くこと」より「回復すること」を優先するメッセージを伝える
  • 家族だけで抱え込まず、事業所や専門機関にも相談する

就労移行支援は、本人だけでなく家族にとっても「相談できる専門家」とつながれる場所です。

一人で、あるいは家族だけで抱え込まず、専門家の力を借りることをためらわないでください。

よくある質問(FAQ)

よくある質問
障害者手帳がなくても利用できますか?

はい、手帳がなくても利用できる場合があります。適応障害・うつ病などで通院していて、医師の診断書などにより必要性が認められれば、自治体の判断で利用が可能です。まずは事業所や自治体の窓口に相談してみましょう。

費用は本当に無料ですか?

利用料は世帯の所得に応じて決まり、住民税非課税世帯などは自己負担なしで利用できます。多くの方が無料で通っていますが、所得によっては負担上限額が設定されます。

体調に波があり、毎日通えるか不安です。

最初は週3日や短時間からなど、体調に合わせて少しずつ通所日数を増やしていける事業所も多くあります。無理のないペースづくりこそ、就労移行支援が得意とするサポートのひとつです。

途中で合わないと感じたら辞められますか?

はい、途中でやめることも、別の事業所へ移ることもできます。「ここは合わない」と感じたら、我慢せず相談しましょう。

まとめ|まずは説明会や見学から始めよう

ここまで、適応障害・うつ病の方におすすめの就労移行支援事業と、失敗しない選び方、料金や利用の流れについて紹介してきました。

  • 就労移行支援は「就職」ではなく「働き続けること」を支える制度。再発が怖い方の心強い味方になる。
  • 手帳がなくても使える場合があり、多くの方が自己負担なしで利用できる。
  • 選ぶときは「支援実績」と「スタッフとの相性」を重視し、必ず複数か所を見学・体験して比べる。

一番もったいないのは、情報だけを集めて立ち止まってしまうことです。

見学は無料ですし、申し込んだからといって必ず通わなければいけないわけでもありません。

まずは気になった2〜3か所に、見学を申し込んでみてください。

適応障害やうつ病を経験したことは、決してあなたの弱さではありません。

むしろ、自分の限界に気づき、立ち止まれたからこそ、次はもっと自分に合った働き方を選べます。

あなたのペースで、無理なく、もう一度働く準備を整えていきましょう。

記事の結論:おすすめはリタリコワークス!
リタリコワークスはおすすめ
  • 170以上の事業所がある業界最大手!
  • 約7割の人が自己負担ゼロで利用!
  • 良い口コミが多い!
  • ほぼすべての障害に対応!

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※各事業所の詳細や最新の就職率については、公式サイトまたは直接お問い合わせにてご確認ください。
※就労移行支援の利用条件や費用は、お住まいの市区町村および個人の状況により異なる場合があります。詳細は市区町村の障害福祉窓口にご相談ください。

参考

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