
キャリアコンサルタントの養成講座ってどこを選べばいいかわからない…。
キャリアコンサルタントは、受験資格を得るために必ず養成講習を受講しなければなりません。
講習を実施している機関は複数あり、通学、オンラインなど受講形式や費用も異なります。
この記事では、主要な養成講座の費用・合格率・受講形式などを比較しました。


- 合格率84.4%と高い!
- 通学不要のオンライン完結!
- 受講期間は3か月!
- 大手のパソナが運営!
\ 気軽にガイダンスで話を聞こう! /
【比較一覧表】キャリアコンサルタント養成講座おすすめ5選
キャリアコンサルタント養成講習を提供するおすすめ5講座を一覧表にまとめました。
合格率・費用・受講形式・受講期間を比較しています。
「養成講習名」に公式サイトへのリンクを貼っています。
| 養成講習 | 合格率 | 年間受講者数 | 受講料(税込) | 受講形式 | 受講期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 生涯キャリア支援協会(パソナ) | 84.4% | 118名 | 385,000円 | オンライン | 3か月 |
| 日本マンパワー | 81.3% | 1,484名 | 396,000円 | 通学かオンライン | 5ヶ月 |
| 地域連携プラットフォーム | 64.5% | 1,204名 | 297,000円 | オンライン | 0.5~3か月 |
| 資格の大原 | 70.3% | 247名 | 294,000円 | 通学かオンライン | 4ヶ月 |
| CMCA | 61.9% | 30名 | 352,000円 | 通学 | 3か月 |
各社公式サイト・教育訓練給付金検索より作成
受講料の相場は297,000円〜396,000円と幅がありますが、すべてのスクールが専門実践教育訓練給付金に対応しています。
すなわち、ほとんどの人は受講料の最大80%が給付される可能性があります。



受講料が30万円だとその80%は24万円ですね。
実質負担は6万円くらいになるので給付金は見逃せません!
費用だけでなく、自分の学習スタイルや目的に合ったスクールを選ぶことが大切です。
それでは、各スクールの詳細を見ていきましょう。
おすすめ5選の養成講習の講座内容を紹介
生涯キャリア支援協会(パソナ):合格率84.4%!試験対策講座もある


- 合格率84.4%ととても高い!
- オンライン完結!
- 講習を振替できる!
生涯キャリア支援協会(株式会社パソナ)が実施するキャリアコンサルタント養成講習です。
完全オンラインなので通学は一切不要で、合格率84.4%と高い実績を誇ります。
キャリアコンサルタント試験の受験資格を得るための講習だけでなく、オプションで試験対策講座も付けられます。
養成講習(150時間):税込385,000円
週一回Zoomで講師からリアルタイム受ける講習(全11回76時間)と、eラーニングでの課題(74時間)の合計150時間です。
養成講習はおよそ3か月間で終了で、受講費用は税込385,000円です。



80%の給付金を受けられると実質負担は約7万円です。


Zoomの講習は土日に開催されます(土曜日か日曜日か選択制)。
土日は振替受講が可能です。



土曜日に受講できなかったときは日曜日に振替できます。
修了要件は以下の通りです。
①リアルタイム講習(Zoom)の日程11日間のうち9日以上出席する
②通信講習課題(20課題)を最終日までに全て提出する
③最終日に実施する「修了テスト」に合格する
試験対策講座(80時間):税込55,000円
学科、論述、面接対策が含まれるオプションの講座です。
試験対策に特化した講座で、養成講習を修了した後の2か月間で受講します。
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日本マンパワー|CDA資格も同時取得できる有名講座


- 累計受講者数No.1
- CDA資格も取得したい方
- 通学かオンラインを選択したい方
日本マンパワーは、1999年にキャリアカウンセラー養成講座を開講したパイオニア的存在です。
累計の受講者数はNo.1を誇り、長年にわたって多くのキャリアコンサルタントを輩出してきた確かな実績があります。
合格率も81.3%と非常に高いです。
通学とオンラインを選べる
講座は通学(オンラインも可)と通信の組み合わせです。通学で演習を行い、通信で課題を行い知識を身に付けます。



申し込み時に以下の中から講習を受ける地域を選択します。
オンライン受講も可能です。
札幌、仙台、秋田、埼玉、東京、横浜、金沢、名古屋、京都、大阪、広島、福岡、オンライン
受講期間は約5か月間です。
通学(オンライン)での講習は全12回で、1クラス約20名の少人数制です。
参加できなかったときは別日に振替可能です。
受講料は税込396,000円と少し高いですが、専門実践教育訓練給付制度の対象講座なので受講料の最大80%の給付を受けられます。
以下は講座の修了要件です。
- 添削問題3回を受講期限内に全て提出
- 添削問題3回の平均点60点以上
- 修了認定試験で60点以上
- 出席76時間以上
CDA資格も目指せる
日本マンパワー最大の特徴は、キャリアコンサルタント国家資格と同時にCDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)資格の取得を目指せる点です。
CDAは日本キャリア開発協会(JCDA)が認定する民間資格で、キャリアカウンセリングの実践力を証明する資格です。
1つの講座で2つの資格が手に入るのは、大きなメリットです。
また、日本マンパワーが受講生が多く、卒業生のネットワークが非常に広いのも見逃せません。
20年以上の歴史の中で培われた卒業生コミュニティは、資格取得後の情報交換や仕事の紹介、スキルアップの場として大いに役立ちます。
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地域連携プラットフォーム|最短!約2週間の集中コースもある


- 短時間で受験資格が欲しい方
- 受講料の安さを重視する方
- 合格まで再受講無料、全額返金保証あり
「短期間で受験資格を取得したい」「できるだけ費用を抑えたい」という方に最もおすすめなのが、地域連携プラットフォームの養成講座です。
すべてオンラインで通学は不要です。
選べるコースが多い
地域連携プラットフォームの養成講習は、以下のように講習の時間と回数が複数用意されています。
- 8時間×全10回
- 4時間×全20回
- 2時間×全40回
- 0.5カ月特別集中
など



短期集中型かコツコツ型が選べます。
午前、午後、夜間と時間帯別のコースもあります。
内容はどのコースでも「Zoom講習80時間 + 通信形式(添削課題)70時間」で、0.5~3か月かけて修了を目指します。
0.5カ月特別集中コースは、全スクールの中で最も短いのが特徴です。
もちろん、短期間だからといってカリキュラムの質が劣るわけではなく、厚生労働大臣認定の150時間以上の基準はしっかり満たしています。
受講料は税込297,000円と業界最安水準
費用は税込297,000円と安いです。
また、給付金を利用できれば自己負担はさらに安くなります。
さらに、条件はあるものの、合格まで再受講無料かつ全額返金保証もあります。
0.5カ月特別集中コースを除き、すべてのコースが教育訓練給付金(最大80%の給付)に対応しています。



どのコースも全体的に他社よりも短期間で修了を目指します。
4-5か月もかけたくない人におすすめです。
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資格の大原|バランスが良い


資格の大原の魅力は、費用・合格率・受講者数のバランスが優れている点にあります。
受講料は税込294,000円と最安値水準ながら、合格率は70.3%(年間受講者数は247名)と高いです。
「安いけど大丈夫かな」という不安を感じることなく、コストパフォーマンスの高い学びを得ることができます。
キャリアコンサルタント養成講習
カリキュラムは、「88時間(全11日)の演習」と「72時間の通信による学習」です。
演習は通学(スクーリング)かオンライン参加かを選択できます。


4か月ですべてのカリキュラムが終了します。
キャリアコンサルタント養成講習が開講される校舎は、東京水道橋校、池袋校、梅田校です。
通学できない場合はオンラインを選びましょう。
修了要件は以下の3点です。
- 添削問題3回を提出し、平均点60%以上を取得
- 演習編に80%以上出席
- 終了試験にて60%以上を取得
講習修了後は論述・実技対策講習が無料に
講習を修了すると、3時間の論述・実技対策講習を無料で受講できます。



試験対策向けの講習なので是非受講しましょう。
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CMCA:少人数の通学専門の講座


CMCA(日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会)は、1998年(平成10年)に日本で初めてキャリア・カウンセラーの養成講座を開講しました。
大学教授や現役の社会保険労務士、大学のキャリアセンターや企業内での実務家など、各分野の専門家が講義を担当します。
理論と実務の両面から学べる環境が整っており、資格取得後の活躍イメージを具体的に描きながら学習を進められます。
講習は通学が必須
他のキャリアコンサルタント養成講習と違い、必ず通学が必要です。
東京・札幌・福岡・山形・沖縄など、全国各地で講習が開催されています。
通学15日間(110時間)+自宅学習40時間で修了を目指します。
少人数で学ぶ
年間の受講者数は46名と少人数制を採用しています。



通学で学びたいが人数は少ない方が良いという人におすすめです。
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その他5つのキャリアコンサルタント養成講習
ヒューマンアカデミー


- 累計受講者数11,200人以上
- 通学(校舎32か所)とオンラインを選べる
- 最短3か月
- 授業日の振替は無料
ヒューマンアカデミーは資格取得やスキル習得を支援するキャリアスクールです。
キャリアコンサルタント養成講座は、全国32校舎への通学とオンライン(Zoom)受講の両方に対応しています。



「地方在住なので通学したいが講習の開催場所が近くにない」と言う方におすすめです。
通学で仲間と一緒に学べますし、近くに校舎がない方や忙しい方はオンラインで受講できるため、全国どこからでも講座を受けられます。
受講料・給付金
授業料が322,300円(税込)、入学金が55,000円(税込)です。
専門実践教育訓練給付金の対象講座です。
スキマ合格ドリル
試験対策として1,800問以上が収録されたスキマ合格ドリルがあります。
スマホで問題を解けるため、空き時間や待ち時間などを勉強時間として活用できます。



スキマ合格ドリルの利用者の満足度は90.7%です。
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日本産業カウンセラー協会


講習は4か月間で、通学(もしくはオンライン)が84時間(講義+実習)と在宅学習のe-Learningが69時間、合計153時間で構成されています。
通学(もしくはオンライン)は1回7時間×12回です。
北海道から沖縄まで全国各地で開催しているので通学したい人にもおすすめです。
土曜日コースや日曜日コースなど曜日を指定した形式で毎週開催されるため、働きながら受講できます。



開講は年3回(4月・8月・12月)です。
実習の指導体制
実習は受講者6人に講師1人が付く少人数制です。
講師は全員、国家資格キャリアコンサルタントに加え、産業カウンセラー資格とキャリアコンサルティング技能士2級以上の資格を持っています(トリプルライセンス)。
修了条件
- スクーリング84時間のうち70時間以上の出席、かつ習得度確認試験で6割以上の得点
- 在宅学習(e-Learning)の課題で各回6割以上の正答
受講料・給付金
受講料は330,000円(税込)です。
専門実践教育訓練給付金の指定講座で、受講料の最大80%が給付されます。
また、無料説明会に参加した場合は受講料から22,000円(税込)が割引されるキャンペーンをやっていることもあります。
LEC東京リーガルマインド


- 受講生は試験対策Web講座3点セット(税込33,000円)が無料に
- 資格スクール大手
LEC東京リーガルマインドは、45年以上にわたって資格教育を手掛けてきた老舗スクールです。
司法試験や社会保険労務士などの法律系資格の講座で知られています。
受講形式は通学かオンライン(Zoom)を選択できます。
受講料は税込330,000円と、比較的手頃な価格設定です。
専門実践教育訓練給付金の対象講座です。
受講期間は5ヶ月で、無理なく学習を進められるペースになっています。
リカレント


- 不合格になった学科は受講料なしで受講できる合格保証制度(条件あり)
- オプションで実技試験面接対策コースもある
リカレントは、キャリアデザインやキャリアカウンセリングに特化したスクールです。
キャリアコンサルタント養成講習講座は、通学とオンラインのどちらかを選択して受講します。
通学する場合の校舎は関東、関西が中心です。
ロールプレイングや事例検討に多くの時間を割き、現場で即戦力となるスキルを身につけることを目指しています。
また、少人数制を採用しているため、講師からのフィードバックがきめ細かく、一人ひとりの成長に合わせた指導を受けられるのが特徴です。
受講料は税込437,800円と比較的高い料金設定です。
「試験に受かればいい」ではなく、「資格取得後に本当に活躍できるキャリアコンサルタントになりたい」という志を持つ方にとって、リカレントは良い学びの場となるでしょう。
GCDF-Japan(キャリアカウンセリング協会)


- 国際資格も同時に取得したい方
GCDF-Japan(キャリアカウンセリング協会)は、国際基準に沿ったカリキュラムでキャリアコンサルタントを養成しているスクールです。
GCDFとは「Global Career Development Facilitator」の略で、米国CCE(Center for Credentialing & Education)が認定する国際的なキャリアカウンセラー資格です。
GCDF-Japanのキャリアコンサルタント養成講習を修了することで、キャリアコンサルタント国家試験の受験資格と同時に、GCDF-Japanキャリアカウンセラー資格の取得を目指せます。
国際資格を同時に取得できるメリットは、将来のキャリアの幅を大きく広げてくれる点です。
グローバル企業の人事部門や外国人材の支援、海外での活動など、国内資格だけでは対応しきれない領域にもアプローチできるようになります。



「将来的に国際的なフィールドでも活躍したい」と考えている方におすすめです。
通学もしくはオンラインで受講できます。通学は大阪と東京のどちらかです。
受講料は税込396,000円で、受講期間は3ヶ月コース(毎週1回の講習)と5か月コース(2週間に1回の講習)の2種類あります。
専門実践教育訓練給付金の対象講座です。
キャリアコンサルタント養成講座の選び方【目的別】


ここでは、目的や重視するポイント別におすすめする養成講座を提案します。
自分の状況に当てはまるタイプを見つけて、講座選びの参考にしてください。
合格率・実績を重視したい人におすすめの講座
「せっかく高いお金を払うのだから、確実に合格したい」と考える方は多いでしょう。
合格率・実績で選ぶなら、以下の2講座がおすすめです。
- 生涯キャリア支援協会(パソナ)(合格率84.4%)
年間受講者数は118名と少ないが、非常に高い合格率。少数精鋭型。 - 日本マンパワー(累計受講者数No.1)
累計受講者数No.1の大手。合格率も81.3%ととても高い。



受講するなら少しでも合格率が高い方が良いですね。
参考情報:キャリアコンサルタント試験の全体合格率(学科・実技同時合格)は概ね50〜60%程度です。
Q. 演習のない座学のみの養成講習はないの?
A. ありません。
キャリアコンサルタント養成講座には対面での演習(ロールプレイなど)が必須で含まれています。
完全に通信講座や座学だけで修了できる講座は存在しません。
オンラインの場合もZoomなどを使った演習への参加が求められます。
費用を抑えたい人におすすめの講座
「できるだけ安い講習を選びたい」と考えるのは自然なことです。
費用面でおすすめなのは、以下の講座です。
- 地域連携プラットフォーム(税込297,000円)
不合格時の再受講無料、全額返金保証もあります。 - 資格の大原(税込294,000円)
最安値。通学を選択できてこの料金は安いです。
さらに費用を抑えるために、専門実践教育訓練給付金の活用は必ず検討しましょう。
条件を満たせば受講料の最大80%が給付されるため、自己負担を大幅に軽減できます。
給付金の詳細については後ほど詳しく説明します。



受講料が安いと講座の内容が心配ですが、上記2講座は実績のある講座ですので安心です。
短期間で受験資格を取得したい人におすすめ
少しでも早くキャリアコンサルタント試験を受験したい人は、地域連携プラットフォームの養成講習がおすすめです。
通常のキャリアコンサルタント養成講習は、3~5か月間で修了するようにカリキュラムが組まれています。
しかし、地域連携プラットフォームは、0.5か月間のコースや1.5か月間のコースの短期集中コースがあります。
- 地域連携プラットフォーム
他社の講座よりも講習の期間が短いコースが多い。
最短0.5か月コースがある。
短期決戦型の人に最適。
0.5か月間コースは専門実践教育訓練給付金の対象外です。
資格取得後のサポートやネットワークを重視したい人におすすめの講座
資格を活かしてキャリアコンサルタントとして実際に活躍するためには、卒業後も学び続ける環境や、仕事の情報を得られるネットワークが欠かせません。
資格取得後のサポートやネットワークを重視するなら、以下の講座がおすすめです。
- 日本マンパワー
20年以上の歴史で築かれた卒業生ネットワークが最大の魅力。
CDA資格保有者のコミュニティもあり、勉強会・事例検討会・仕事の紹介など、卒業後も成長し続けられる環境がある - ヒューマンアカデミー
就職・転職サポートが手厚く、資格取得後のキャリアチェンジまで支援。
履歴書添削や面接対策など、実践的な就職支援が受けられる - GCDF-Japan
キャリアカウンセリング協会を通じた継続学習の機会が豊富。
国際資格保有者としてのネットワークにもアクセスでき、キャリアの幅が広がる
特にキャリアコンサルタントとして独立を考えている方にとって、卒業生ネットワークの存在は将来の仕事獲得に直結します。



先輩キャリアコンサルタントからの紹介で仕事が来るケースも珍しくないからです。
「今の投資が将来どれだけリターンを生むか」という視点で考えると、初期費用がやや高くても、サポートやネットワークが充実したスクールを選ぶ価値は十分にあるでしょう。
キャリアコンサルタント資格取得にかかる費用相場を計算


養成講座の受講料だけがキャリアコンサルタントになるために必要な費用ではありません。
キャリアコンサルタント資格を取得し、維持していくためには、講座費用以外にも様々な費用が発生します。
ここでは、資格取得から維持までにかかるトータルコストを計算し、「実際のところいくら必要なのか」を説明します。
養成講座の費用相場(29万〜44万円)
国家資格キャリアコンサルタントの受験資格を得るには、厚生労働省に指定された養成講座を修了しなければなりません(参考:厚生労働省-キャリアコンサルタントになりたい方へ)。
その養成講座の受講料の相場は29万〜44万円です。
今回ご紹介した講座の中では、資格の大原と地域連携プラットフォームが29万円台と最もリーズナブルで、リカレントが43.7万円と最も高額です。
この価格差は、スクールの運営コスト、講師の人数、サポート体制の充実度、付加価値(同時取得できる資格など)によって生まれています。
受講料を比較する際に注意したいのが、表示価格に含まれる内容の違いです。教材費が受講料に含まれているスクールもあれば、別途購入が必要なスクールもあります。



基本は受講料にすべて含まれていますが、見かけの受講料だけでなく「実際に支払う総額」を確認しましょう。
専門実践教育訓練給付金で最大80%が戻る仕組み
ほとんどのキャリアコンサルタント養成講座は、厚生労働省の「専門実践教育訓練給付金」の対象講座に指定されています。
この制度を活用することで、受講費用の最大80%が給付されます。
給付金の仕組みは以下のとおりです。
- 受講開始
受講費用の50%(年間上限40万円)が6ヶ月ごとに支給される - 一発合格で資格取得
追加で20%が支給される - 賃金上昇が5%以上ある
追加で10%が支給される - 合計
最大で受講費用の80%が給付される
給付金を受けるための主な条件は、雇用保険の加入期間が2年以上(給付金制度初回利用の場合)あることです。
2回目以降の利用は3年以上の加入期間が必要です。在職中はもちろん、離職後1年以内であれば利用可能です。
受講料:350,000円
受講中の給付(50%):175,000円
資格取得後の追加給付(20%):70,000円
実質自己負担額:105,000円
申請には受講開始の1ヶ月前までにハローワークでの手続きが必要です。



申し込んだ講座から書類が渡させるので、それを使ってハローワークへ申請します。
講座費用以外にかかるお金(受験料・登録料・更新費用)
養成講座の受講料以外にも、キャリアコンサルタント資格の取得と維持に費用がかかります。
「想定外の出費で困った」ということにならないよう、ここでトータルコストを把握しておきましょう。
| 費用 | 金額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| 学科試験受験料 | 8,900円 | 1回あたり |
| 実技試験受験料 | 29,900円 | 1回あたり |
| 登録手数料 | 8,000円 | 初回のみ |
| 登録免許税 | 9,000円 | 初回のみ |
| 更新講習費用 | 約3万〜5万円 | 5年ごと |
試験は学科と実技の両方に合格する必要があり、1回で合格した場合の受験料は合計38,800円です。
不合格だった科目のみ再受験が可能ですが、その都度受験料がかかります。
登録手数料と登録免許税は合計17,000円で、合格後に名簿に登録する際に必要な費用です。
また、5年ごとの更新時には知識講習8時間と技能講習30時間を受ける必要があり、その費用が約3万〜5万円程度かかります。
養成講座:29万〜44万円
受験料:38,800円
登録費用:17,000円
更新講習費(5年目):約4万円
合計:約40万〜54万円(給付金なしの場合)
合計:約17万〜27万円(給付金70%適用の場合)
給付金を活用すれば、5年間の維持費用まで含めても20万円前後に収まります。
養成講座の受講から資格取得までのスケジュール


「いつから講座を始めれば、いつの試験に間に合うのか」は、多くの方が気になるでしょう。
ここでは2026年の試験日程をもとに、受講開始から資格取得までの具体的なスケジュールを紹介します。
逆算して計画を立てることで、余裕を持った準備が可能になります。
試験日程と受講開始のタイミング
キャリアコンサルタント試験は、例年年3回(3月・7月・11月頃)実施されています。
試験日程は以下の通りです(詳細な日程は試験機関の公式サイトで必ずご確認ください)。
| 試験時期(目安) | 受講開始時期の目安 |
|---|---|
| 7月頃 | 12月〜2026年1月 |
| 11月頃 | 4月〜5月 |
| 3月頃 | 8月〜9月 |
養成講座の受講期間は0.5〜6ヶ月と幅がありますが、一般的な3~5ヶ月コースの場合、試験日の約6ヶ月前に受講を開始するのが理想です。
講座修了後に1〜2ヶ月の試験対策期間を確保するためです。
「今から始めるとどの試験に間に合うか」を確認し、まず目標とする試験回を決めてから講座を選ぶのが効率的な進め方です。
もし直近の試験に間に合わなくても焦る必要はありません。



年3回試験がありますので、他の国家資格よりは受験しやすいです。
受講から合格までの一般的な流れ
ここでは、養成講座の受講開始から資格取得・登録までの一般的な流れをステップ形式でご紹介します。
全体像を把握しておくことで、各段階で何をすべきかが明確になります。
無料説明会や資料請求で情報収集を行います。
養成講座を選び、申し込みを行います。
150時間以上のカリキュラム(講義+演習)を受講します。
講義ではキャリア理論・カウンセリング技法・関連法規などの知識を学び、演習ではロールプレイングを通じて実践的なスキルを身につけます。
すべてのカリキュラムを修了すると、修了証が発行されます。
講座修了後、試験に向けた対策を行います。
学科試験は過去問演習が効果的で、市販のテキストや問題集を活用します。
実技試験(論述+面接)は、ロールプレイの練習を重ねることが重要です。
学科試験(四肢択一のマークシート、50問/100分)と実技試験(論述+面接)を受験します。
学科と実技は同じ日程で実施され、両方に合格する必要があります。
一方のみ合格した場合は、合格した科目は次回以降に免除されます。
試験の約1ヶ月後に合格発表があります。合格後、キャリアコンサルタント名簿に登録手続きを行うことで、正式に「キャリアコンサルタント」を名乗ることができるようになります。
登録には手数料8,000円と登録免許税9,000円が必要です。
全体のスケジュールとしては、講座の申し込みから合格・登録までおおよそ8〜12ヶ月が目安です。



一発合格できれば1年以内くらいでキャリアコンサルタントになれます。
キャリアコンサルタント資格を取得した後のキャリアパス


キャリアコンサルタント資格は、企業内・独立・副業と、多様なキャリアパスに活かせる柔軟性の高い資格です。
ここでは、代表的な3つの活躍場所をご紹介します。
企業内キャリアコンサルタントとして活躍する
最も多くのキャリアコンサルタントが活躍しているのが、企業の人事部門や教育研修部門です。
近年、従業員のキャリア支援を重視する企業が増えており、社内にキャリアコンサルタントを配置する動きが加速しています。



背景には、セルフ・キャリアドック制度の普及や、人的資本経営への注目の高まりがあります。
セルフ・キャリアドックとは
企業が従業員に対して定期的にキャリアの振り返りと面談の機会を提供する制度です。
キャリア研修やキャリアコンサルタントとの面談を通じて、自分の強みや課題、将来の方向性を整理することを目的としています(参考:厚生労働省-セルフ・キャリアドック導入の方針と展開)。
企業内キャリアコンサルタントの主な役割は、従業員との定期的なキャリア面談、キャリア研修の企画・運営、異動・配置に関する助言などです。
すでに人事部門で働いている方がキャリアコンサルタント資格を取得することで、専門的な知識とスキルに裏打ちされた質の高い支援が可能になり、社内でのキャリアアップにもつながります。
また、人事部門だけでなく、営業や管理職の立場で部下のキャリア支援に活かすというケースも増えています。
1on1ミーティングの質を高めたり、メンバーのモチベーション管理に活用したりと、マネジメントスキルとしても高い価値を持っています。資格手当を設けている企業もあり、収入面でのメリットも期待できます。
独立・フリーランスとして活動する
キャリアコンサルタント資格を活かして独立・開業するという選択肢もあります。
独立キャリアコンサルタントの働き方は多岐にわたり、個人向けのキャリア相談、企業向けの研修講師、ハローワークや就労支援機関での相談業務の受託、大学のキャリアセンターでの非常勤勤務などがあります。
独立した場合の収入は、活動内容や実績によって大きく異なりますが、個人向けのキャリア相談は1セッション(60分)あたり5,000円〜15,000円が相場です。
企業向け研修は1日あたり10万〜30万円程度、ハローワークなどでの相談業務は時給1,500円〜3,000円程度が一般的です。



ただし、独立してすぐに安定した収入を得るのは簡単ではありません。
最初は副業からスタートし、実績と人脈を積みながら段階的に独立するのが現実的なルートです。
養成講座の卒業生ネットワークや、キャリアコンサルタント協会のつながりを活用して、少しずつ案件を増やしていくことが成功の鍵となります。
独立を視野に入れている方は、講座選びの段階から卒業後のネットワークやサポート体制を重視しておくことをおすすめします。
副業・Wワークで資格を活かす
「本業は続けながら、副業としてキャリア支援に関わりたい」という方も増えています。
キャリアコンサルタント資格は、副業やWワークとの相性が非常に良い資格です。
特にオンラインでのキャリア相談が一般的になった現在、場所や時間に縛られずに活動しやすい環境が整っています。
副業としてキャリアコンサルタント資格を活かす方法としては、以下のようなものがあります。
- オンラインキャリア相談プラットフォームへの登録
ココナラやストアカなどのスキルシェアサービスで、キャリア相談を提供する - 大学やハローワークでの非常勤勤務
週1〜2日、キャリアセンターや就労支援機関で相談員として活動する - 企業向けキャリア研修の講師
週末や平日夜にスポットで研修を受託する - キャリアに関する情報発信・執筆活動
ブログやSNSでキャリアに関する情報を発信し、集客につなげる
副業でのキャリア相談は、月に3万〜10万円程度の副収入が現実的なラインです。
本業での経験と掛け合わせることで、より価値の高いキャリア支援を提供できるのが副業の強みです。
たとえばIT業界の経験者であればIT転職に特化した相談を、営業職の経験者であれば営業職のキャリア相談を得意分野にするなど、本業の専門性を活かした差別化が可能です。
キャリアコンサルタント養成講座とは?受験資格と基本を30秒で解説


キャリアコンサルタントは、2016年に創設された国家資格です。
労働者の職業選択やキャリア形成について専門的な相談・助言を行う専門家であり、企業の人事部門・教育機関・ハローワークなど幅広い場面で活躍しています。
名称独占資格であるため、「キャリアコンサルタント」と名乗って活動するには、この国家資格の取得と登録が必要です。
キャリアコンサルと試験の受験資格を得る方法は3つある
キャリアコンサルタント試験を受験するためには、以下の3つのルートのいずれかを満たす必要があります。
- ルート1:厚生労働大臣認定の養成講座を修了する(最も一般的)
- ルート2:キャリアコンサルティングの実務経験が3年以上ある
- ルート3:技能検定キャリアコンサルティング職種の学科または実技試験に合格している
多くの方は実務経験3年を満たしていないため、ルート1の「養成講座の修了」が最も一般的な受験ルートとなっています。



受験者の約8割がこの養成講座ルートで受験資格を得ています。
養成講座の内容は指定されている
養成講座は、厚生労働大臣が認定した150時間以上のカリキュラムで構成されています。
内容は大きく「講義(知識科目)」と「演習(実技科目)」に分かれており、キャリアに関する理論や法律知識を学ぶだけでなく、実際のカウンセリング技法をロールプレイを通じて実践的に身につけます。
受講期間は講座によって異なりますが、概ね3-5か月です。
それぞれ受講料やカリキュラムの特色、受講スタイルが異なるため、自分の目的や生活スタイルに合った講座を選ぶことが、合格への近道となります。
キャリアコンサルタント養成講座でよくある質問(FAQ)
養成講座の受講を検討する中で、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。
- 実務経験がなくても養成講座を受講できますか?
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はい、受講できます。
養成講座は、キャリアコンサルティングの実務経験がない方が受験資格を得るためのルートとして用意されています。
受講に際して実務経験や特定の資格は必要ありませんので、どなたでも申し込み可能です。
異業種からキャリアチェンジを目指して受講される方も多くいらっしゃいます。
- 養成講座だけで試験に合格できますか?
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養成講座のカリキュラムは試験範囲を網羅していますが、講座の修了だけで合格が保証されるわけではありません。
特に学科試験は出題範囲が広いため、講座で学んだ内容に加えて、過去問演習や参考書での自主学習が必要です。
実技試験(面接)についても、講座での演習に加えて練習を重ねることをおすすめします。
講座が提供する試験対策講座を活用するのも効果的です。
- オンラインだけで受講を完結できますか?
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講義部分はオンラインで受講できる講座が多いですが、演習(ロールプレイング)は対面またはオンラインライブでの参加が必須です。
完全なオンデマンド型(録画視聴のみ)で修了できる講座はありません。
ただし、Zoomなどを使ったオンラインライブ形式であれば、自宅から参加できるスクールが増えていますので、通学が困難な方はオンラインライブ演習に対応した講座を選ぶとよいでしょう。
- 不合格だった場合、養成講座を再受講する必要はありますか?
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いいえ、再受講の必要はありません。
養成講座の修了証に有効期限はなく、一度修了すれば何度でも試験を受験できます。
不合格の場合は、合格した科目は免除されますので、不合格だった科目のみを再受験します。
追加の受験料はかかりますが、講座費用の再負担は不要です。
- 養成講座の途中でやめた場合、返金はありますか?
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返金の条件は講座によって異なります。多くの講座では、受講開始前であれば全額または手数料を差し引いた金額が返金されます。
受講開始後の途中解約については、経過日数や受講済みコマ数に応じた返金規定を設けている講座が多いです。
クーリングオフ制度(契約から8日以内)が適用される場合もあります。
詳細は各講座の受講規約を確認し、申し込み前に返金ポリシーについて必ず質問しておきましょう。
まとめ|迷ったらまず無料説明会に参加しよう
ここまで、キャリアコンサルタント養成講座の比較とおすすめをお伝えしてきました。最後に、この記事の要点を3つに集約してお伝えします。
- 養成講座はそれぞれに違いがある
費用・合格率・受講形式・サポート体制など、スクールごとに特色があります。 - 目的別に選べば迷わない
合格率、大手、受講料の安さなど、自分が優先する軸を決めると講座を選びやすいです。 - 給付金を活用すれば実質負担は大幅に軽減できる
条件を満たせば最大70〜80%の給付を受けられ、トータルコストを10万円程度に抑えることも可能です
目的別のおすすめを改めてまとめると、以下のとおりです。
| 養成講習 | 合格率 | 年間受講者数 | 受講料(税込) | 受講形式 | 受講期間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 生涯キャリア支援協会(パソナ) | 84.4% | 118名 | 385,000円 | オンライン | 3か月 |
| 日本マンパワー | 81.3% | 1,484名 | 396,000円 | 通学かオンライン | 5ヶ月 |
| 地域連携プラットフォーム | 64.5% | 1,204名 | 297,000円 | オンライン | 0.5~3か月 |
| 資格の大原 | 70.3% | 247名 | 294,000円 | 通学かオンライン | 4ヶ月 |
| CMCA | 61.9% | 30名 | 352,000円 | 通学 | 3か月 |
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